ベース用の真空管アンプが欲しい!ということで、
こんばんわ!ロ短調紡弾き名人会です!
新型真空管 Nutube
いつもベースの練習は生音で弾いとるんじゃけど、この前買ったプレべをアンプ(VOX Pathfinder Bass 10)で鳴らしてみたらね、なんかパッとせんのんよ、生音とちがってスピーカーから聴こえてくる音のタイムラグに慣れてないだけじゃないと思うんよね。ある日突然、自分が弾くアコースティックギターのピエゾの音が嫌いになったときのことを思い出した、すぐにサドルの下からピエゾの素子だか端子を引き抜いたことがあるんじゃけど、それと同じかもしれん。
しかし今回は違う!あらかじめそうなるって想像しとったんかもね、「この音はチューブアンプヘッドです」っていうような記事をみつけた時から解決策を夢中になって調べまくっとたけぇ、今はくよくよ悩まずに "あとは真空管(アンプ)を選ぶだけ" です。
チューブアンプ(真空管アンプ)で髄から響かせようぜ!
自分は生音が好きなんだと思う、ボディに耳をべったりつけて聴く音を忠実に "聴こえる範囲" をできるだけ再現しとるような音。それだったら聴診器を吸盤みたいにボディへ貼り付けて練習してみたい!って今この瞬間おもいついたわ、木材の 導管(tube) と年輪の音まで聴こえてきそうじゃ。
例えば、
- 物を切るとき、まな板と包丁の「トンッ」って音だけじゃなくて、ほんとは「サクッ + トンッ」
- ボンネットを閉めたままの車のエンジン音とバイク、エンジンがむき出しのバイクのほうが「メカニックな」音まで聴こえる
- フローリングの床を裸足で歩くとき、一歩一歩着地する音ともうひとつ、足の裏が床から離れる時には「セロハンテープをはがす」ような音も出ているはず
説明が波形とかグラフじゃなくてすみません、三つしか例えることができんかったけど、トランジスタアンプじゃそこまでは無理!ってところを真空管アンプ(チューブアンプ)は表現できるんじゃないかなぁって思うんですよ。
ベースで弦高を低く調整していると弦がフレットに当たる音が心地いいですよね、そのバチバチ鳴る金属音がチューブアンプを通すとガムを噛むクチャクチャみたいな音の成分に変わるのかと、そこに気がついた日からは "真空管" しかない!、"チューブ" 欲しい!って決意しました。
VOX MV50 購入予算
予算とか練習している部屋の環境(住宅事情)その他、問題がなければ憧れの「アンペグ(Ampeg) SVT」が欲しい、でも『普段アンプにつないで弾くことがない、アンプ選びの初心者』としてはコントロールノブの数が多すぎて扱いきれそうにない。そこで!所有している VOX Pathfinder Bass 10 のスペックを VOXのwebサイト で再確認している時に見つけましたよ、VOX MV50です!
『お高いんでしょう?(笑)』で、いろいろ調べてみた。チューブアンプ入門への道はここから!っていう納得の価格と音質。約一週間じっくりと検討、ベース用チューブアンプ(Nutube)の VOX MINI SUPERBEETLE BASS (MSB50-BA)との比較もしてみましたが今は部屋に置くスペースをつくれそうにないので、ベース専用とはスペックに書いてないけど VOX MV50 に決めて注文しました。
MV50 Boutique が届いたのでプレシジョンベースにつないで弾いてみた
コントロールノブの数が GAIN,TONE,VOLUME,と最小限なので、『あんな音やこんな音が欲しい』までの音作りは簡単でした(初日はヘッドホン使用のみですが)。ベースにつないで壊れないか気になるところですが、こんなにいい音が出せるんだったら壊れるまで弾いてやるぜぇ。
VOX MV50シリーズの機種
- AC
- Rock
- Clean
- High Gain
- Boutique
僕が Boutique を選んだ決め手は YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=TgYNkjgFdGY の「BoutiqueのGAINは "12時の位置から" と "3時の位置から" がポイントですね」という解説が素晴らしかったからです。
おすすめ
プリアンプ部分が 次世代の新型真空管 Nutube 、初日一時間ほど弾いただけですが VOX MV50 Boutique には大満足しています。MV50 を鳴らしたら「あのギタリスト(ベーシスト)みたいな音を出したい」ではなく、自分が弾いて出す音が一番好きになるかもしれませんよ。